ピロシキ

ピロシキ

2011.03.17
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先日

息子の通う保育園から

「ピロシキを作って!」 とのお声を頂きました。

(ちょうど 震災があった日です)

 

パンなら何でもよいわけではありません。

この日は ピロシキでなくてはなりません。

 

理由は

子供たちが保育園の行事として見る

舞台「森は生きている」 というものに

関係があるのです。

 

森は生きている についてちょっとだけ説明。

2年に1度 札幌で公演があります。

私はおととし。 ちょうど上の息子が年長の時に

見に行きました。

心優しい少女が 冬に咲くはずのない

マツユキ草を取りに行くよう命じられ

森に住む12の月の妖精が

少女の為に 少しだけ春をもたらしてくれ

マツユキ草を咲かせてくれる・・・。

 

あらすじはこんなところです。

 

このお話の主人公の少女が

ピロシキを食べる というシーンがあるのです。

 

年長さんだけが毎年必ず ピロシキを

おやつに食べる日があるのですが

今回は私にお声をかけて頂きました。

 

具のレシピを クックパッドなどで調べてみると

本場ロシアでは 揚げないピロシキが

食べられているとか。

 

揚げたパンは すぐ食べると 美味しいのですが

時間が経つと パン粉&パン生地が油を

吸収しているため 油っぽさが残り・・・

子供たちは 作りたてをすぐ食べるのではない

と 聞いたものあり 焼きピロシキにしました。

 

どんな反応かな・・・・・・ 少し心配でした。

具も 子供たちが食べるものなので

塩気を減らし 水分をしっかり取り除き

具を包んで焼きました。

 

p1030607.JPG

24個のピロシキ。

オーブンの違いで 焼き色に差が出てます(涙) 

焦げているようですが 写真の撮り方のせいで

実際はそんなに焦げていません。

 

p1030608.JPG

ネットから引っ張った画像を印刷して

ハンバーガーを包む紙に張り付け

1つ1つ包んで持って行きました。

 

反応が心配でした・・・。

 

 

夕方息子を迎えに保育園へ行くと

「美味しかったよ~」と 沢山の年長さんたちが

私の傍へ来てくれました。

みんなの名前。 我が子のクラスメイトではないので

知らない子ばかりだけど

子供たちは私のことをよく知ってくれていました。

「〇〇のお母さん、パンありがとう」

「また作って」 などと ありがとう嵐に逢いました(汗)  

 

誰かに喜ばれるの。とても嬉しいです。

みんなが「美味しいね~」と言って食べていたと

先生からも聞きました。

先生からのお褒めの言葉も頂きました。

 

来年は下の息子が年長です。

2年に1回の 「森は生きている」の公演もあります。

また ピロシキを作るかどうかわかりませんが

依頼を受けた時には また挑戦したいと思っています。

 

長くなりましたが

ピロシキの具をご紹介しちゃいます。

 

ひき肉(どんな種類でも可)  150g

キャベツ             1/4玉

玉ねぎ              1/2個

人参               1/2個

 

1  上の材料(野菜)を細かく切る。(みじん)

2  フライパンに バター大さじ1を入れ

   野菜からいため しんなりしたら 肉を入れる。

3 塩         小さじ1

  ソース       大さじ1

  コンソメ(固形)  1個   を入れ 

 水分がなくなるまで 弱火でいためる。

 

具は冷ましてから生地に包み込みます。

 

味付けはお好みで調整してください。

ちなみに上の塩の量は 子供が食べても

しょっぱくない位だそうです。

 

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